はじめに
【自分の結論】自分が買ったもの
赤ちゃん用ミルクの種類が結構あって選ぶの大変ですよね。
私もものすごく悩みましたが、調べ倒して
引用元:https://emyus.net
【エミューズBubs1】
をエミューズ日本公式サイトから注文し海外から買って飲ませていました。
これを見てミルクを選ぶ前提のお話
みなさまが選びやすいように以後各ミルクの情報を載せます。
しかし、選ぶのはみなさまです。何故なら、自分の意見を押し付ける訳でもなく皆さんに決めて欲しいからです。
理由としては、まず日本で売られているミルクは国が認めたものであり、各メーカーが自信を持って発売しているものだからです。それに加え、各家庭には様々な事情があると思うので各家庭に合わせて買うのが一番だと思うからです。
優先順位を間違えないでほしいです。
赤ちゃんがミルクを飲むことが第一優先です。親がこだわり赤ちゃんが飲まなければ意味がないし、親が何らかの理由で作る手間がとれずミルクが後回しになったりが一番良くありません。加え、哺乳瓶の洗浄も手を抜くと水は一番必要なものであり、1番の敵でもあるので簡単に腐ってしまい食中毒を引き起こします。皆が皆授乳をできる訳でもなく完全ミルクの家庭もあるはずなので、まずは親があげやすいことを第一に考えてください。
私がBubsを選んだ理由
私は飲食のプロです。そのため、飲食に関してはこだわりがあるのです。(あくまでも私の話です)
いちばんの理由は、赤ちゃんの初めの半年は体の基礎を作るとても重要な時期だからです。
母乳がメインですが、私が面倒を見るときは冷凍した母乳だけでは足りなくなるためミルクが必要になります。そのため第1優先のミルクを飲んでもらうための作成に関しては何の苦でもなく、哺乳瓶も1回1回鍋で煮沸消毒していましたが、全く苦ではありませんでした。飲食の世界では当たり前のことであり、料理に比べたら楽です。それは私が慣れているからです。
妻は基本母乳ですが、万が一でなくなった時や痛くなった時、粉ミルクが面倒であれば別のミルクも用意する予定でしたが難なくこなしていました。了解は得て決めています。
第一の理由はクリアなので次の理由です。
それは、日本の粉ミルクは遺伝子組み換えが全てのメーカーで使用されているからです。
今の時代、通常の商品でさえ遺伝子組み換えでないものは遺伝子組み換えでないと表示が義務になるほどのことです。納豆などよく見ますよね。
遺伝子組み換え作物とは?
遺伝子組み換え作物(GMO)は、遺伝子技術を用いて特定の特性を持つように改良された作物です。これにより、病害虫に強い、収量が多いなどの特性が追加されます。
メリット
- 高収量: 遺伝子組み換え技術により、作物の収量が増加します。これにより、食料不足の問題解決に貢献します。
- 病害虫抵抗性: 特定の病害虫やウイルスに対する抵抗力を持つ作物が作られ、農薬の使用量が減少します。
- 栄養強化: 栄養価の高い作物を作ることができ、栄養不足の改善に役立ちます。
- 環境負荷の軽減: 農薬や化学肥料の使用を減らすことができ、環境への負荷を軽減します。
デメリット
- 生態系への影響: 遺伝子組み換え作物が自然界に拡散すると、在来種や生態系に影響を与える可能性があります。
- アレルギーリスク: 新しい遺伝子が組み込まれることで、アレルギーを引き起こす可能性が指摘されています。
- 耐性の発生: 病害虫が遺伝子組み換え作物に耐性を持つようになるリスクがあります。
- 倫理的問題: 遺伝子操作に対する倫理的懸念や、自然の摂理を超える行為に対する批判があります。
健康被害のリスク
現在の研究では、遺伝子組み換え作物が直接的に健康被害をもたらす証拠はほとんどありません。しかし、長期的な影響についてはまだ十分に解明されていないため、慎重な監視と研究が続けられています。
まとめ
遺伝子組み換え作物は、多くのメリットを提供する一方で、環境や健康に対するリスクも伴います。消費者としては、GMOについての情報を理解し、自分自身の選択をすることが大切です。
私は、昨今とてもアレルギーの子や何かしらの病気を抱えている子供をよく見るようになったと思います。現代病もその一つで、生活習慣病やうつ病、がん、脳卒中、心血管疾患などです。これらのほとんどは食と関係していると考えます。
なぜなら人間の体は食事でほぼ決まる。悪くもなるし、よくもなります。これは私自身食事を変えて実感していることです。人間は食が大事と考えます。
そのため、赤ちゃんや子供のうちは自分で食事内容を決められません。決めるのは私たち親です。
なので大きくなったら好きなものを食べて自由にして貰えば良いのですが、決められないうちはしっかり良いものを与えたいというのが私の子育て論だからです。(飲食が仕事のあくまでも私の考えです)
なので1歳までは完全に身体の喜ぶ食事を与え、しかしこの世の中添加物に溢れているので1歳以降は私たちと同じで極力家では体が喜ぶ食事を心がけ、外食やミルクは心の喜ぶ食事を摂るようにしています。
要は体に負担なものの摂取量を無くすわけではなく減らすだけです。
病気もそうですが、菌を完全に排除したら逆に弱い子になるような気がします。なので適度に摂取させるというのが私の考えです。
そのため、1歳までのミルクはエミューズのBubsにしたわけです。
海外からの取り寄せと原材料がとことんこだわり抜かれているので当たり前に高いです。
日本の国産粉ミルクの約3倍はします。
うちの場合はほぼ母乳で、朝と夜の2回ミルクを飲ませていたのと、妻がいない時のみミルクを与えていたため、6缶セットを購入し、6ヶ月持ちました。完全ミルクなら迷ったはずです。しかしそれでも上記で述べたようにアレルギーなどの万が一の確率を減らせるならとこのミルクを使っていたと思います。
何回も言いますが人それぞれの考えがあるので、流されないでください。自分は自分他人は他人です。
国外での一例
中国の粉ミルク事件
2008年、中国で大規模な粉ミルク汚染事件が発生しました。この事件は多くの家庭に深刻な影響を与え、国際的な注目を集めました。
事件の概要
事件は、複数の乳製品メーカーが製造した粉ミルクに有害な化学物質であるメラミンが混入していたことから始まりました。メラミンは通常、プラスチック製品や接着剤などの製造に使われる化合物ですが、タンパク質含量を偽装するために粉ミルクに添加されました。
被害の広がり
この汚染粉ミルクを摂取した乳児たちは、腎臓結石や腎不全などの深刻な健康被害を受けました。公式の報告によれば、約30万人の乳児が影響を受け、6人が死亡しました。
社会的影響
事件は中国国内外で大きな波紋を呼び、食品安全に対する不信感が高まりました。多くの家庭が輸入品や代替品を求め、粉ミルク市場は大混乱に陥りました。
政府と企業の対応
事件発覚後、中国政府は緊急調査を実施し、関与した企業や責任者に対する厳しい処罰を行いました。また、食品安全基準の強化や監視体制の改善が図られました。しかし、これらの対策が完全に信頼を回復するには時間がかかりました。
まとめ
中国の粉ミルク汚染事件は、食品安全の重要性を再認識させる出来事でした。消費者としては、製品の安全性に関する情報を常にチェックし、信頼できるブランドを選ぶことが重要です。この事件を教訓に、食品の安全性と品質管理の徹底が求められています。
日本では国が国産のミルクに対して問題ないことを確認して承認しています。
日本の赤ちゃん用ミルクの種類 0歳〜用
日本では、赤ちゃん用ミルクの種類は多様で、各メーカーがさまざまな形態の商品を提供しています。ここでは、主要メーカーごとに代表的な赤ちゃん用ミルクの種類を紹介します。
明治
- 缶の粉ミルク
- 明治 ほほえみ
- 液体ミルク
- 明治 ほほえみ らくらくミルク
- スティック/キューブミルク
- 明治 ほほえみ らくらくキューブ
- 明治 ほほえみ スティック
森永乳業
- 缶の粉ミルク
- 森永 はぐくみ
- 森永 E赤ちゃん
- 液体ミルク
- 森永 はぐくみ 液体ミルク
- スティック/エコらくパック粉ミルク
- 森永 はぐくみ スティック
- 森永 はぐくみ エコらくパック
- 森永 E赤ちゃん スティック
- 森永 E赤ちゃん エコらくパック
和光堂
- 缶の粉ミルク
- 和光堂 はいはい
- スティック粉ミルク
- 和光堂 はいはい スティック
雪印ビーンスターク
- 缶の粉ミルク
- ビーンスターク すこやかM1
- スティック粉ミルク
- ビーンスターク すこやかM1スティック
- 液体ミルク
- ビーンスターク すこやかM1液体ミルク
グリコ
- 缶の粉ミルク
- アイクレオのバランスミルク
- スティック粉ミルク
- アイクレオのバランスミルク スティック
- 液体ミルク
- アイクレオの液体ミルク
雪印メグミルク
- 缶の粉ミルク
- 雪印メグミルク ぴゅあ
- スティック粉ミルク
- 雪印メグミルク ぴゅあスティック
まとめ
日本の赤ちゃん用ミルク市場には、多くの選択肢があります。各メーカーが缶の粉ミルク、液体ミルク、スティック粉ミルクなど、使い勝手やニーズに応じたさまざまな形態の商品を提供しています。消費者は、自身の生活スタイルや赤ちゃんの健康状態に合わせて最適な製品を選ぶことが重要です。
各社成分表
各社の成分表をまとめました。エミューズ以外は表記通り上から一番多く含むものです。
遺伝子組み換えについて国の見解と各社使用状況
厚生労働省の粉ミルクに対する遺伝子組み換えとパーム油についてはこちら。
引用元:厚生労働省
2023年度実施粉ミルク公開質問回答一覧
引用元:Tanetたねと食と人と@フォーラム
2023年度雪印メグミルク株式会社回答
2023年度雪印ビーンスターク株式会社回答
2023年度森永乳業株式会社回答
2023年度株式会社明治回答
2023年度アサヒグループ食品株式会社回答
2023年度江崎グリコ株式会社回答
まとめたものは上の表の遺伝子組み換えの欄に表記してあります。
和光堂のはいはいと森永のはぐくみが一番少なく共に1つずつ遺伝子組み換え不分別があります。
他メーカーは結構多くてびっくりしました。
回答自体も和光堂が好感持てるもので私は国産で唯一和光堂のはいはいを1缶購入しました。
和光堂は値段も安いため国産の中では凄いなと思いました。
しかし、あくまでもこれは私が気になる遺伝子組み換えにフォーカスしたものです。各社様々な特徴や成分が違うのでしっかり確認して子供に与えたいものや粉ではなく液体ミルクなど親がしっかり与えやすいものを選んでください。
エミューズはやはり高いだけあって飛び抜けていて当時びっくりしたのを覚えています。
一度HPを見てみるのも良いでしょう。
下記のここんちのゆるらいふさんのブログもわかりやすかったので下記引用させてもらいます。
※但し上記にも書きましたがあくまで遺伝子組み換え目線のため、私の第一優先赤ちゃんに飲んでもらうことなのでこういう意見もあるんだというのでご覧ください。
日本の粉ミルクは遺伝子組み換え
日本の粉ミルクにオーガニック、無添加はない
現在、オーガニックの粉ミルクや無添加の粉ミルクとして販売されている国産メーカーの粉ミルクはありません。また、残念ながら国産の粉ミルクは遺伝子組み換え作物を使用したものしか販売されていないのが現状です。
国産の粉ミルクで含まれる危険なもの
・遺伝子組換えの主原料
・パーム油、精製魚油などの精製油
・硫酸亜鉛
・カゼイン
・ホルモン剤投与の乳牛の牛乳使用
・飼料も遺伝子組み換え上記について見ていきましょう。
遺伝子組み換えの主原料
粉ミルクの原料の約70%は牛乳の加工品で、約30%が油脂成分および添加物などです。
油脂成分の一部や糖類の大部分は、遺伝子組み換えの大豆・トウモロコシ・菜種を原料として作られたものとなっています。
遺伝子組み換えの危険性
・がん、腫瘍、アレルギー、不妊などの原因に。
・代表格がトウモロコシ、大豆、なたねですが、牛、豚、鶏などの家畜の多くが遺伝子組み換えの飼料を与えている現状もあります。この場合、間接的な遺伝子組み換え食品と考えられています。パーム油、精製魚油などの精製油
パーム油はオーガニックのものならトランス脂肪酸は入っていないので問題ないですが、日本の粉ミルクに入っているパーム油はトランス脂肪酸を含みます。
自然界に存在しないこのトランス脂肪酸は発がん性やアレルギー、糖尿病など様々な病気の原因になることがわかっています。また、精製魚油などの精製油は魚油だけに限らず発がん性が認められていています。
硫酸亜鉛
副作用に皮膚炎や蕁麻疹、アレルギーがあります。また、発がん性が指摘されている添加物です。
※こちらに関してはこれからご紹介する海外のオーガニック粉ミルク6つ全て入っていました。現時点ではこちらは避けて通れないようです。
カゼイン
女性の体内に蓄積された場合、乳房に蓄積されやすく、乳がんの原因に。男性だと前立腺がんの原因に。大腸がんや白血病発症のリスクも高くなったり、子供の発育では言葉の発達遅れ、意欲喪失、精神発達面などに害を及ぼすと言われています。
ホルモン剤投与の乳牛の牛乳使用、飼料も遺伝子組み換え
大手乳牛メーカーは原料を安く抑え、大量生産するために牛に”成長ホルモン剤”を打ちます。そして飼料も安く抑えるために”遺伝子組み換え飼料”を与え、土壌には”化学肥料”、”農薬”、”殺虫剤”、”抗生物質”を使用。
これだけではなく、牛は狭い空間で”ストレス”を抱えて育ちます。牛乳は牛の血液から作られます。これらの牛たち、環境も含め安全な原材料だと言えるでしょうか。
日本で一番マシな粉ミルクは和光堂はいはい
国産粉ミルク安全ランキング(遺伝子組み換え)
引用:youtube
1位 和光堂 はいはい
引用:和光堂公式
レシチンのみが遺伝子組み換えで他は全て非遺伝子組み換えとなっています。さらに、はいはいは他の日本のメーカーの粉ミルクよりも安いです!原材料はほぼ非遺伝子組み換えなのに値段が安いのは素晴らしいですよね
●原材料名
乳糖(ニュージーランド製造、オランダ製造)、調整食用油脂(パーム油、パーム核分別油、大豆白絞油)、全粉乳、ホエイたんぱく濃縮物、ガラクトオリゴ糖液糖、でんぷん糖化物、カゼインカルシウム、ホエイたんぱく質消化物、
精製魚油、アラキドン酸含有油、L-カルニチン、酵母/炭酸Ca、塩化K、塩化Mg、リン酸Na、リン酸Ca、炭酸K、V.C、リン酸K、イノシトール、レシチン、タウリン、ピロリン酸鉄、硫酸亜鉛、V.E、パントテン酸Ca、
5’-CMP、ナイアシン、硫酸銅、V.A、V.B2、イノシン酸Na、ウリジル酸Na、グアニル酸Na、V.B1、V.B6、5’-AMP、葉酸、カロテン、V.K、ビオチン、V.D、V.B12引用:和光堂公式 2023年6月現在
2位 以降の結果
2位:森永乳業 はぐくみ
3位:グリコ アイクレオ
4位:雪印 メグミルク
5位:ビーンスターク すこやか M1
6位:明治 ほほえみ
因みに、一番避けたい粉ミルクは”ほほえみ”でした。ほぼ遺伝子組み換えで出来ている粉ミルクです。(*実は明治はほぼすべての商品に遺伝子組換えが使用されています。明治のお菓子など気をつけましょう。)
おすすめのオーガニック粉ミルク7選
海外のオーガニック粉ミルクは、0〜6ヶ月、6〜12ヶ月、12〜36ヶ月、などのように月齢で区切られています。紹介している商品リンクは全て生後0〜6ヶ月の赤ちゃん向けのものになっていますが、リンク先に他の月齢のものもあるので探して見てください
1.バブズ オーガニック (Bubs Organic)
引用:バブズ・オーガニック公式
バブズ・オーガニックbubs organicは、オーストラリアで製造。自然豊かなニュージーランドの大地でストレスフリーで育てられた乳牛から採れたミルクを使用しています。
『農場からご家庭まで』をモットーにトウモロコシなどの濃厚飼料を与えず、牧草飲みのグラスフェッドミルクを使用した粉ミルクになっており、オーストラリア最大のオーガニック認証機関であるACO認証や国際的なオーガニック認定機関NASAAの有機栽培・無農薬認定されています。
缶はBPAフリー、国産と比べると香りが独特なようですが、実際に開封してみると、匂いはほのかで独特な感じは感じられず、私は特に気になりませんでした。
BPAフリーとは?脱プラスチック子どもを守ろう!安全な商品も紹介
グラスフェッドミルクは母乳に含まれる脂肪を多く含み、免疫システムの強化、骨の成長、血糖値の制御など、様々な利点があり、牧草地に含まれる豊富なベータカロチンは、免疫、視覚、脂肪の代謝を助けます。更に、ビタミンEなどの抗酸化物質の増加、豊富なミネラルとビタミン、オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸の健康的な比率も含まれているため貴重なミルクと言えます。
ここがポイント
・貴重なグラスフェッドミルクを使用
引用元:ここんちのゆるらいふ
・無農薬、完全有機栽培
・国際的なオーガニック認定機関NASAAの有機栽培・無農薬の認定
・保存料・着色料不使用
・ホルモン剤・遺伝子組換え不使用。
・缶はBPAフリー
まとめ
新生児は母乳かミルクしか飲めませんしそこからしか栄養を取れません。
そのため、第一優先は親が無理なく赤ちゃんに飲ませやすいものが1番です。
今まで何年も日本では国産のミルクを飲んで大半は当たり前ですが元気に暮らしています。
勿論国も認めています。
第一優先がクリアできる前提でミルクの種類を選びましょう。
価格で選ぶのか、入っている成分で選ぶのか、粉ではなく液体で選ぶのか、オーガニックで選ぶのかと様々な選択肢があります。
今回これを書いた理由は、
何が良いんだろうと、ミルクの情報を様々まとめてこのページを見れば自分に合ったミルクを見つけることが目的です。自分が選ぶときは様々なサイトを見てとても大変でした。それがこの1つで済めば良いなと思って作成しました。
私は何が悪いということではなく資料として事実しか載せていません。
これは私たち大人も同様で商品には必ず成分が載っています。少しでもスーパーで買い物するときは成分を見てみる癖がつけば良いなと思います。