【妻より無痛分娩実体験記】「40歳からの結婚と子育て成功法:仕事一筋から家族第一へ!」

3.【子育て】赤ちゃん〜

日本の無痛分娩について

無痛分娩とは?

 無痛分娩は、分娩時の痛みを和らげるために麻酔を使用する出産方法です。主に「硬膜外麻酔」が用いられ、腰の近くに麻酔薬を注入して痛みを軽減します。この方法により、陣痛や出産時の痛みを大幅に軽減することができます。

無痛分娩のメリット

  • 痛みの軽減: 分娩時の痛みが和らぎ、リラックスして出産に臨むことができます。
  • 体力の温存: 痛みが少ないため、出産後の体力回復が早くなります。
  • 精神的安定: 痛みが軽減されることで、精神的なストレスも軽減されます。

無痛分娩のデメリット

  • 麻酔のリスク: 麻酔を使用するため、稀に副作用や合併症が発生することがあります。
  • 医療機関の選択: 無痛分娩を提供する病院が限られているため、事前に調査が必要です。
  • 追加費用: 無痛分娩には追加の費用がかかる場合が多いです。

日本での現状 

日本では、無痛分娩の普及率は欧米に比べて低いですが、近年、徐々に増加しています。特に都市部の大きな病院や産科クリニックでは、無痛分娩を選択する妊婦さんが増えています。

無痛分娩を希望する場合の注意点

  • 事前相談: 無痛分娩を希望する場合、早めに病院やクリニックに相談し、無痛分娩の実施可否や具体的な方法、リスクについて確認しましょう。
  • 計画的な出産準備: 無痛分娩を希望する場合、事前に計画を立てることが重要です。病院の予約や準備をしっかり行いましょう。
  • 信頼できる医療機関の選択: 無痛分娩の経験が豊富な医療機関を選ぶことが大切です。事前に評判や口コミを調べて、安心して出産に臨める場所を選びましょう。

無痛分娩は、痛みを軽減し、よりリラックスした状態で出産に臨むための選択肢の一つです。各家庭の状況や希望に合わせて、最適な出産方法を選びましょう。

うちの場合は、最初に通っていたクリニックでいくつか紹介された病院のうち無痛分娩対応の病院を選びました。それが赤十字病院なのですが、希望をしても確か2ヶ月前くらいまで無痛分娩で行えるかの確定はもらえませんでした。

理由は、検査によって妻が無痛分娩できるのかを判断することと、出産予定日に他の無痛分娩が入っていないかなどの為だそうです。

麻酔を使用するため、麻酔の専門医など色々人員や事情があるのでしょう。

出産のため入院をし、麻酔や陣痛促進剤などを行い無痛分娩に挑むのですが、妻の場合は入院予定日の前日の夜中に破水したため不安でしたが、出産前までに麻酔の先生が来てくれた為間に合ったそうです。

なので、無痛分娩は結構運要素も絡んできます。

無痛分娩を体験した妻より

入院前日の夜 

計画無痛分娩の前日、夜に破水。最初は尿漏れかと思ったけれど、ずっと漏れているので念のため病院に電話。すぐに「入院の荷物を持って来てください」と言われ、深夜に車で病院へ向かう。

入院と診察 

病院に到着後、診察室で身長体重を測り、子宮口を確認。破水しているとのことでそのまま緊急入院。分娩室に通され、「明日先生が来てから麻酔します。休めるうちに休んでて」と言われ、分娩台で朝の7時頃まで休む。前駆陣痛が始まり、4時までは我慢できる痛さ。4時過ぎから痛みが強くなるが、朝食も食べ、分娩室内を歩き回る。

麻酔処置 

8時頃、医者が来て麻酔処置を開始。横向きで丸まった体勢で背中から針を刺される。チクッとする程度の痛みで、陣痛の方が全然痛い。

誘発剤と本格的な陣痛 

10時頃から誘発剤を投与。この時点で子宮口は8cmほど開いている。11時頃から痛みが強まり、ひたすら深呼吸で痛みを和らげる。麻酔を使っていても痛みが強く、麻酔無しでの出産を想像し、世の中のお母さん達を尊敬する。

お昼過ぎの様子 

12時過ぎに昼食が来るが、痛みで食事どころではなく、飲み物だけ貰う。その後、定期的に来る陣痛に耐える。

出産 

子宮口が全開になり、いきむが下手で赤ちゃんがなかなか出てこない。胎児心拍が下がり始めたため吸引分娩に切り替え、吸引1回で無事に出産。会陰切開もしたが、麻酔のおかげで全く痛みを感じず、出産時も痛みなし。無痛分娩に感謝。そのままカンガルーケアを行う。

出産後の処置 

出産後、会陰切開の処置や麻酔が取れるまでのケア、赤ちゃんの処置などを経て、車椅子で入院部屋へ移動。この時点から母子同室。

産後の回復 

1時間後にスタッフと歩行練習を開始。麻酔の影響で足が痺れており、痛みも出てきてうまく歩けない。出産時の出血量が多く、貧血で起き上がるだけで気持ち悪さを感じる。

夜間授乳のサポート

 その後は3時間おきの授乳の度に助産師が見に来てくれる。産後の回復と赤ちゃんのケアを頑張りながら過ごす。

このように、計画無痛分娩は様々な段階を経て行われる。痛みを軽減し、リラックスして出産に臨める一方、予期せぬ出来事にも対応する必要がある。出産は大変な体験だが、無痛分娩の助けを借りて乗り越えることができた。

最後に

このように無事出産ができました。
改めて妻から1年半前の当時のことを聞き大変さが見に沁みました。

私も入院予定日が会議と重なり、妻を病院に送ってから仕事に行く予定でしたが急遽前日の夜中に破水。不安で全く寝れずの会議でしたがそんなこと関係ないくらい不安でいっぱいでした。病院について結局コロナの影響で妻とは入院直前頑張れの一言もかけられず会うことすらできず入院になったので。

改めて男には経験のできない想像もできないような出産を頑張ってくれた妻に感謝です。

出産と子育ては夫婦ともに挑まなくてはなりません。

妻が出産をしてくれるのだからそれ以上に男は頑張って支えなくてはいけません。

少しでも世の男性に分かってもらえて妻の助けになってもらえたら幸いです。

無痛分娩を選択して、妻も少しは出産に対して不安は和らいだような気がします。
夫は妻の選択を最大限尊重してください。私は良かったと思いますが、無痛分娩がまだまだ日本は少ないため正直不安でした。あまり無痛分娩を体験した記事がネットでなかったのも不安でした。少しでも参考になったら幸いです。

本当に妻には一生感謝ですね。

出産費用や無痛分娩費用は実際にかかった費用の記事で紹介していますのでこちらも是非見て参考にしてください。

ちなみに産まれた我が子は髪の毛がもじゃもじゃ生えすぎな子でした

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